突然起こる「もしも!」に備えていますか?
自衛消防訓練の実施は、防火管理者に対して消防法で定められている義務です。防火対象物の用途に応じて、最低限の実施回数なども決まっています。 災害は突然起こります。特に火災が起こった場合に初期消火が間に合えば、被害は全焼時の60分の1程度に抑えられるといわれています。少しでも被害を軽減して、建物や働く仲間、利用者の方々を守るためにも、、普段から訓練を実施しましょう。 |
具体的な訓練内容
自衛消防訓練には、以下のような種類があります。それぞれ内容が異なりますので、確認をしておきましょう。 また、実施日が決定したら、最寄りの消防署へ「自衛消防訓練通知書」を提出してください。 |
様式ダウンロード |
消火訓練 | 通報訓練 | 避難訓練 |
消火器・屋内消火栓の 使い方を覚えたり、 実際に使ったりする訓練。 |
119番通報をしたり 放送設備の使い方を 覚える訓練。 |
避難経路を使ったり 避難器具を実際に使って 安全な場所へ 避難・誘導する訓練。 |
総 合 訓 練 | ||
実際に災害が発生したことを想定して、それぞれの任務に従って 災害発生から消火・通報・避難の流れを総合的に行う訓練。 |
自衛消防訓練Q&A
Q: | 訓練って必要なの? | |||
A: | 災害は、いつ、どこで発生するか予測できません。 被害を最小限にするためには、消防隊が到着するまでの間に、その場にいる人たちが適切に対応しなければなりません。繰り返し訓練をすることにより、体で覚えることが必要です。 |
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Q: |
訓練しなきゃいけないの? |
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A: | 訓練の実施は、管理権原者や防火管理者の責務として、消防法令で定められています。 | |||
Q: |
どうやって訓練をすればいいの?忙しくて、そんな時間ないよ! |
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A: | 訓練を難しく考える必要はありません。ちょっとした時間を活用して、充分な訓練をすることができます。分からない場合は、気軽に最寄りの消防署にご相談ください。 消防職員が実際に出向し、一緒に訓練をすることも可能です。 訓練をする場合は、前もって「自衛消防訓練通知書」を提出してください。 |
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Q: |
消火訓練をしたいんだけど、どうやったらいいの? |
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A: | 模擬消火ができる「水消火器」を貸し出しています。実際の消火器と違い、水を使用して手軽に訓練をすることができます。 必ず事前に、最寄りの消防署へご相談ください。 |
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Q: |
通報訓練ってどうやったらいいの? |
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A: | 内部のみで実施する場合は「119番通報の方法」など参考にして、内線等を使用して実施することができます。 また、実際に電話をしての訓練も可能です。最寄りの消防署へご相談ください。 |
訓練実施時の安全管理のポイント
1. | まず、責任者と補助する人を決めましょう。 |
2. | 訓練場所や周囲の安全を十分に確認し、転倒などによるケガの防止に努めてください。 |
3. | 事前に、服装・履物・健康状態を把握し、支障があると判断した時は、その方は見学させてください。 |
4. | 避難器具などを使う場合は、消防設備士などの専門家からアドバイスを受けてください。 |
5. | 無理をすることはありません。「危ない!」と思ったら、訓練を中止しましょう。 |
6. | 訓練終了後、ケガをしたり体調不良になったりした人がいないか、参加者に確認してください。 |