日常での事故によるケガについて

 「予防救急とは」のページでも掲載したとおり、一般負傷(交通事故や労働災害などに分類されない負傷で、転倒・転落・やけど・喉詰めなど)による救急搬送は、全救急出動の約20%を占めています。

 これらの日常での事故によるケガは、日頃から「少しの注意を払うこと」や「事前に対策をとること」で予防をすることができます。このページでは、その予防策の一例を掲載しています。



 転倒の予防

常に整理整頓
 床に滑りやすいビニール袋や広告等を置かないようにしたり、電化製品などのコード類は適度にまとめたりして、部屋の中を整理しましょう。(コード類をきつくまとめたまま使用することは危険です)
 
部屋を明るくする
 特に、夜間にトイレなどへ行く際には、つまずき防止のために足元を照らすなどして明るい環境をつくりましょう。
 
滑らない、転ばない対策をとる
 浴室や大きな段差等に手すりをつける、滑り止めをつける、滑りにくいスリッパや靴下を履く、段差をなるべく無くすなどの対策をとりましょう。


 転落の予防

手すりや滑り止めを設置する

 階段に手すりや滑り止めをつけ、移動の際には掴まるなどして、転落を防止しましょう。また、両手に荷物を持ったり、携帯電話等をいじったりしている時に階段を移動することは非常に危険なのでやめましょう。
 
バランスの悪いものに乗らないようにする
 不安定な椅子や脚立などは危険です。高い所に手を伸ばす際は必ず安定したものに乗り、可能であれば誰かに抑えてもらうなどして、乗っているもの自体が倒れないようにしましょう。
 
子どもが登れるものを置かない、目を離さない
 小さな子どもはいろいろなものに興味を持つので、大人が想像もしなかった行動をとることが多くあります。窓際やベランダなどに踏み台になりそうなものを置くことは避けて、子どもの行動には十分注意するようにしましょう。
 
ベッドには柵をつける
 小さな子どもや高齢の方が使用するベッドには柵をつけ、使用中は必ず柵を上げておくようにしましょう。


 窒息・誤飲の予防

食べ物の大きさなどに注意

 小さな子どもや高齢の方は噛む力・飲み込む力が弱いため、喉詰めをおこす危険性が高いです。調理の際に食材を小さめに切って喉に詰まらない大きさにしたり、水分を多くして飲み込みやすくしたりしましょう。
 
小さなものは放置しない
 小さな子どもは何でも口に入れてしまいます。口に入るような大きさ(直径がトイレットペーパーの芯くらい)のおもちゃ、ボタン電池や小銭、錠剤、タバコの吸い殻などは、子どもの手が届くところに置かないようにしましょう。また、ビニール袋を被って遊んで窒息してしまうこともあるので、注意が必要です。
 
液体の管理に注意
 オシャレな容器に洗剤や調味料を入れ替えて使用している場合、中身が分かりづらくなり、誤って飲んでしまう危険性があります。また、ジュースのような見た目のアルコール飲料も増えていますので、これらの液体は子どもの手が届かない場所で管理をしましょう。


 その他のケガの予防

工具を操作する際は十分注意する
 電動工具や機械の事故は大きなケガにつながります。使用の際は取扱説明書をよく読んで、小さな子どもが近くにいないか注意し、手元を見ながら作業をしましょう。
 
刃物の取扱いに注意する
 包丁やハサミなど、普段使っている物でも注意して使用しましょう。包丁などから手を離す際は、作業台の奥に置くなどして落下しないように配慮しましょう。
 
口に物を入れたまま行動しない
 歯ブラシを使用している時や、長い棒がついたものを食べている時は、歩いたり走ったりしないようにしましょう。思わぬところで転んだりぶつかったりして、刺さってしまう危険があります。
 
家具などの角を保護する
 ぶつかった際の衝撃を小さくするため、家具などの角を柔らかいもので保護しましょう。
 
虫や動物にも注意する
 虫刺され(特に蜂)や動物に噛まれたりした際に、人によってはアレルギー反応を起こす人もいます。蜂の巣がありそうな場所やクラゲやエイなどの危険生物には近づかない、小さな子どもが犬や猫に近づく際には大人が気を付けるなどしましょう。
 
ドアの開閉に注意する
 小さな子どもがドアの隙間に指を入れていたり、ドアなどが勢いよく閉まって挟まれてしまったりすることがあります。周囲に気を配ったり、ドアクローザーを設置したりしましょう。また、重い物を動かしたり、その近くで作業したりする際には、それらの転倒や落下を防止してから作業しましょう。


 やけどの予防

調理中は特に注意する
 油や熱湯を取り扱う時は、よそ見をせず、その場を離れないようにしましょう。特に、小さな子どもが近づかないように注意してください。
 
熱いものの置き場所に注意する
 テーブルの上に熱い料理や飲み物を置く場合は、小さな子どもの手が届かず、落下の危険がない中央付近へ置くようにしましょう。ストーブやヒーターなどの周囲には柵を設置するなどして、小さな子どもが触れないようにしましょう。
 
低温やけどにも注意する
 体温より少し高め(44℃~50℃程度)の物に長時間触れていることで、低温やけどをおこすことがあります。低温やけどは通常のやけどよりも治りにくいことが多いです。湯たんぽやカイロなどは肌に直接触れないようにし、就寝前は取り出す(剥がす)ようにしましょう。
 
夏場の手すりなどにも注意する
 炎天下にある手すりや車などは、想像以上に高温になります。安易に触らないように注意をしましょう。


 水の事故の予防

飲食直後、飲酒後は水に入ることは控える
 飲食をしたらは休憩をしっかりととってから、飲酒をしたらアルコールが抜けてから、入浴したり、海やプールで楽しむようにしましょう。特にアルコール摂取後は、水圧による血圧の変化も大きくなるため事故につながる危険性が高くなります。
 
入浴の際に注意する
 入浴前後には水分補給をして、部屋と浴室の温度差はなるべく小さく、お湯はぬるめでかけ湯をしてから入りましょう。また、小さな子どもからは目を離さないようにし、高齢の方が1人で入浴する際には小まめな声掛けをしてください。浴槽などに滑り止めを敷くことも予防につながります。
 
水が溜まっているところに注意する
 人は、水たまりやコップ一杯の水でも溺れてしまうことがあります。浴槽に水を張っている際は、小さな子どもが浴室に入れないようにドアをロックするなどしてください。フタをするだけでは、上に乗って落水する危険があります。また、洗濯機も覗き込みによる危険があるため、フタをロックするか、近くに小さな子どもの踏み台となるものを置かないようにしましょう。
 
水辺でのレジャーに注意する
 海や川などの水辺に近づく際にはライフジャケットなどを着用しましょう。特に、小さな子どもを浮き輪に入れて目を離すと、浮き輪ごと転覆して溺れる危険性があります(ライフジャケットか腕に着けるタイプの浮き具が安心です)。子どもと一緒に水辺に行く際には、必ず大人が手をとり、子どもの身長に合わせた場所で遊ぶようにしてください。
 泳ぎが得意な人も泳力を過信せず、岸から離れた所や流れの速い所に泳いで行ったり、堤防や河口、消波ブロック付近などの危険箇所には近づかないようにしてください。また、禁止区域での遊泳は絶対にせず、監視員がいる時には指示に従うようにしましょう。














平成30年1月~5月末
(下段は前年比)
 
51
(-20)
3428
(-134)
47
(-16)
     
平成30年5月1日
~7月16日
熱中症搬送人員
43 名
(平成29年5~9月:86名)





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