生活習慣病の予防

 生活習慣病とは、生活習慣が原因で発症する病気の総称です。偏った食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒やストレスなど、良くない習慣や環境が積み重なることで発症します。

 生活習慣病には、高血圧や糖尿病、脂質異常症などがあります。これらの病気は自分で気づくことが難しく、知らないうちに体のいたるところにダメージを与えていきます。その結果、命に関わる危険な病気を突然引き起こすことになります。

 生活習慣病や、そこからくる危険な病気を予防するためには、次のようなことが大切です。
 
定期的な健康診断と早期受診・早期治療
 定期的な健康診断を受けて、自分の体の状態をよく知るようにしましょう。また、いつもと体の調子が違うと感じた時には病院で受診してください。早くに病気を見つけ、早くに治療を開始することで、病気の悪化を防ぐことができます。自分の体やライフスタイルをよく知ってくれる「掛かりつけ医」をもつようにしておくと、更に安心です。
 
1日3食バランスのとれた食事
 食事の間の時間が長すぎたり食事回数が少なかったりすると、1回に食べる量が多すぎたり間食が増えたりして、カロリーオーバーになりがちです。1日3食、規則正しく食べるように心掛け、食事の時は必ず複数の野菜を摂るようにします。
 また、油や油の多い調味料を使った料理は1日に2品程度にしたり、塩分の多い料理や調味料にも気を付けたりして、カロリーや塩分の摂りすぎに注意をしましょう。
 自分に必要な1日のカロリーなどを知りたい方は「健康づくり」のページをご覧ください。
 
日常的に適度な運動
 運動は、体力の維持や向上だけでなくストレス解消の効果もあるため、心の健康にもつながります。適度な運動を日常生活に取り入れて習慣化することで、免疫力を高め、病気に負けない身体づくりができます。
 適度な運動の効果や、どのくらいの運動をしたらいいのか知りたい方は「健康づくり」のページをご覧ください。


 感染症の予防

 感染症とは、ウイルスや細菌などが体の中に入って増え、熱や咳、下痢などの症状が出ることをいいます。

 感染症には、人から人にうつるほか、動物などからうつったり、傷口から感染したりするものがあります。ほとんど症状が出ないで終わってしまう感染症もあれば、なかなか治りにくくて死に至るような感染症もあります。

 原因や感染経路が多く、予防方法はそれぞれ違いますが、基本的な予防方法は同じです。
 
こまめな手洗い・うがい
 外から戻った時や調理の前後、食事前など、こまめな手洗いとうがいを心がけましょう。手を洗う際には、指や爪の間もしっかりと洗うようにします。また、やたらに顔や粘膜を手で触ると感染のリスクが高まりますので、清潔に保つように気をつけて下さい。
 
免疫力を高める
 普段から十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。栄養はサプリメントや野菜ジュースで摂ろうとせず、野菜や果物などの食品から摂るように心掛けてください。
 
適度な湿度とこまめな換気
 湿度が低くなると、多くのウイルスは空中を浮遊しやすくなり、口や鼻などの粘膜も乾燥するために、ウイルスなどの侵入を防ぐ機能が弱まります。部屋の温度を20度以上、湿度は50~60%に保つように気を付けましょう。また、部屋の中に浮遊しているウイルスを追い出すためにも、こまめに換気をしてください。
 マスクを着用することは口や鼻の乾燥を防ぐと同時に、外からのウイルスを防ぎ、自分がウイルスを撒かないためにも非常に有効です。人混みに出る時や、咳やくしゃみが出る時には必ずマスクを着用しましょう。
 


 脱水症や熱中症の予防

 脱水症とは、体の中の水分量が不足しておこる症状のことをいいます。脱水症の原因は様々ですが、水分摂取量に対して水分喪失量が多くなった時におこります。熱中症とは、暑い環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れて起こる症状のひとつです。

 脱水症と熱中症の関係は、脱水症の原因のひとつに熱中症があり、熱中症の症状のひとつに脱水があるということです。 

 体の中の水分は ①体温調整 ②栄養や老廃物の運搬 ③体内環境の維持 という3つの大切な役割をもっています。体の水分量は、乳児が約70%、成人が約60%、高齢者が約50%と、年齢を重ねるにつれて減っていきます。

 脱水症や熱中症は必ず予防ができます。こまめな水分補給や気温に適した服装をするなどして、予防に努めましょう。


(熱中症環境保健マニュアルより)
こまめな水分補給
 季節にかかわらず「少しの量を何回も」を心がけ、1日に1.5リットル前後を目安に水分補給をしてください。特に、寝ている間の水分喪失量は私たちが思っている以上に多いため、寝る前や起きた後は、必ず水分補給をするようにしましょう。
 また、冬は喉の渇きを感じにくかったり、トイレに行くのが面倒に感じたりして水分摂取量が減りがちです。しかし、空気が乾燥していればいるほど、多くの水分が目に見えないかたちで失われています。

 水分補給は水やお茶で十分ですが、カフェインを摂りすぎると利尿作用により水分喪失量が多くなってしまうため注意が必要です。
 また、汗を大量にかいた時には体の中の塩分が失われるため、必ず塩分も補給するようにしてください。それ以外のときは、日常の食事で十分に塩分が摂れますので、くれぐれも塩分の摂りすぎには気を付けるようにしましょう。
 
熱中症のリーフレットもご覧ください。
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 急性アルコール中毒の予防

 短時間で大量のお酒を飲むと、肝臓でのアルコール代謝が追い付かなくなり、血液中にアルコールが増えていきます。その結果、アルコール血中濃度が急上昇して意識が混濁したり、呼吸麻痺をおこしたりして、命にかかわる場合も少なくありません。

 もともと日本人は、アルコールを分解する能力が高くないと言われています。肝臓の働きを助ける栄養素も多くありますが、飲酒は適量にすることが何よりの予防です。アルコールに強い、弱いにかかわらず、空腹での飲酒や一気飲みなどは決してしないようにして、飲酒をする際には「楽しく適量に」しましょう。

 また、次のような症状がある時は、急性アルコール中毒の危険性があるので注意しましょう。
意識の混濁、昏睡、呼吸抑制、失禁
顔面や全身の、はっきりとした紅潮、灼熱感、発汗
動悸、呼吸困難、胸痛
頭痛、不穏、めまい、目のかすみ
嘔気、嘔吐、口渇
 ● 脱力、低血圧、起立性低血圧(急に座ったり立ち上がったりしたときにおこる失神)
 ● 記憶の抜け落ち














平成30年1月~8月末
(下段は前年比)
 
79
(-19)
5982
(+253)
73
(-14)
     
平成30年5月1日
~9月17日
熱中症搬送人員
222 名
(平成29年5~9月:86名)




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